会長挨拶

冨本 秀和
第30回日本脳ドック学会総会
会長 冨本 秀和
(三重大学大学院医学系研究科 神経病態内科学 教授)

 この度、第30回日本脳ドック学会総会(脳卒中・認知症予防のための医学会)の会長に選任され、来る2021年6月25日(金)・26日(土)の2日間、三重県伊勢市のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢(伊勢市観光文化会館)で開催する運びとなりました。
 近年の高齢者の交通事故の多発により、脳の健康維持は国民的関心事になっています。とりわけ、脳卒中や認知症は神経画像診断でその予兆を早期検出することが可能であり、わが国が保有する7,000台近いMRIはこれらの病態の早期発見と予防に威力を発揮するものと期待されています。また、職業運転手の高齢化に伴って従来の検診項目に加えて脳の健康チェックを法制化する動きもございます。この第30回日本脳ドック学会総会では、「脳の未病を科学する脳ドック:脳卒中と認知症予防のために」をテーマとし、わが国が世界の最先端にあるブレインチェック・システムを活用し、健康寿命の延伸に生かす未来像に迫りたいと思います。
 会場のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢は伊勢神宮の外宮のど真ん前に位置しています。伊勢神宮は常若の精神を奉じ、地元では畏敬の念を込めて「神宮」と呼んでいます。外宮は衣食住を司る豊受大御神をお祀りし、内宮は天照大御神をお祀りしています。内宮前のおかげ横丁には三重の食文化を楽しめる空間が広がっています。是非、週末の空いた時間でわが国のこころの故郷の食と文化を楽しんで頂ければ幸いに存じます。

第30回日本脳ドック学会総会